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ポケットコイル
硬鋼線を樽型(中央部が膨らんだ螺旋形)に巻いたものを圧縮し、それぞれを一つずつ袋に入れています。つまりコイルとコイルが直接連結されていないため、個々のコイルが自由に伸縮する構造になっています。そのことによりマットレス面が体の凹凸に沿って伸縮し、体の凹凸と重さによる不快な圧迫感を取り除きます。また、個々のコイルが独立しているため寝返りなどによる振動がコイル相互に伝わりにくくなっています。
ポケットコイルはその構造上狭い面積での支持力が小さく、そのためコイルの個数を増やして支持力を増す構造をとっています。いわば面ではなく点で支えていると言う事が出来ます。しかし、コイルの数が多い分だけ重量が増加するのは否めません。 |
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スーパーハイカウントコイル
コイル相互が連結される部分を直線状にして硬鋼線が巻いてあります。直線状の部分で連結する構造をとることにより、コイル相互の抵抗が少なく個々に荷重されても滑らかな伸縮の動きがとれるようにしたものです。コイル相互を連結することにより面での支持力を維持しながら、連結部が自由に動く構造をとっている事により滑らかなマットレス面の伸縮を実現したものといえます。 |
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ボンネルコイル
ベッド用のコイルとして基本的なタイプのものです。鼓型(中央部がくびれた螺旋形)の巻バネを連結することにより巻バネ自体のクッション性と支持力のバランスをとっています。 |
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ウォーター
人の体は各部分で重さが違います。横になった場合、その重さの比率によって重い部分はより下に沈むこととなり接触面に強い圧力がかかります。人の体に加わる圧力は血行の悪化を伴い不快感となって現れます。しかし、体との接触面を液体とした場合重さによる沈み込みの差はあっても体にかかる圧力は一定となります。このことは「密閉した容器の中の静止流体の一点の圧力をある大きさだけ増すと、圧力は流体の各部分に伝達されて、流体内のすべての点の圧力がその大きさだけ増す」という<パスカルの原理>で説明出来ます。したがって体にかかる圧力の差はほとんど無くなることとなり、血行悪化による不快感を軽減することが出来るといえます。 |
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ムアツ対応
ムアツフトンをベッドで快適にご使用いただけます。スプリングコイル(ハイカウントコイル)を使用することで空気の流通を促し、接触面にこもりがちな湿気を放出します。また、トリカルネットの採用で不要な沈み込みを防止し、ムアツフトン本来の性能を損なう事なくご使用いただけます。また、ドクターセラや羊毛敷布団などと併せてもお使いいただけます。 |