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アクリル毛布
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マイヤー毛布 |
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カールマイヤー編機で編み上げた、ニット生地の片側を捌き(さばき)加工し、2枚の生地を張り合わせた毛布です。ミンクを思わせるようなソフトタッチで、暖かな風合いが魅力ですが、張り合わせのため、約2.4~3.0kgと重いことが気になります。 |
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ニューマイヤー毛布 |
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編み上げた生地の両面に仕上げを施した1枚の毛布です。軽いうえに、毛抜けや毛玉になりにくく、収納性がラクで扱いやすいことが人気のようです。ここ数年は新しいタイプの『総詰めニューマイヤー毛布』が登場しました。新しく極細繊維が開発され、今までよりも目の摘んだ製品に仕上がりました。きめの細かい肌触りのよさが人気の秘密です。『総詰めニューマイヤー毛布』は家庭でお洗濯できることも大きな魅力です。タンブル乾燥は避け、柔軟仕上げ剤を使うことをおすすめします。干した後、取り込む際にブラッシングすると、パイルの風合いが良くなります。 |
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アクリル毛布の選び方 |
アクリル毛布は多少高くても、目の摘んだ手触りの良いものをおすすめします。細い繊維を使ったものほど毛の密集度が高く、空気を多く含みます。安い毛布ほど使っているうちに、立毛仕上げしてある表面の毛が、筆のようによれてしまいます。また、抗菌防臭・消臭・静電性など、いろいろな付加価値をつけやすいのもアクリル毛布の特色です。張り合わせた内側に、薄くわたを入れてサンドイッチにした『わた入れ毛布』などもあります。羊毛わたや遠赤外線効果や防ダニ効果のある詰め物が入った機能性商品などもあります。
合成繊維を素材とする毛布の大半はアクリル毛布です。織り毛布やタフト毛布はほとんど姿を消し、張り合わせタイプの『マイヤー毛布』が主流です。ここ数年は、軽くて肌触りのよいニューマイヤー毛布に人気が移りつつあります。天然素材の毛布に比べて、発色性に優れ、色柄の鮮やかな表情が目を楽しませてくれます。また、比較的価格が手頃で、虫喰いの心配がないことも魅力です。反面、若干重く、吸湿性に乏しく、静電気を起こしやすいという点も併せ持ちます。 |
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