|
タオルケットは日本生まれ
|
毛布の種類 |
|
湿気の多い夏を少しでも気持ちよく眠りたい、という発想から生まれたのがタオルケット。今では夏の代表的な寝具として、ほとんどの家庭に普及しています。実はこのタオルケット、日本生まれということをご存知でしたか?タオル用に生産していたパイル織物の巾を、寝具用に広く改良して生まれました。日本人の優れた知恵がここにうかがえます。タオルケットは英語ではなく、語源は毛布のブランケットとタオルを組み合わせた和製語だそうです。最初は夏場の商品として開発したのではなく、毛布をライバルとして誕生しました。パイル地でふとんの側を作り、中にわたを入れた「タオルふとん」のような形だったそうです。その後わたを抜き、最終的に両面パイルの1枚の織物、つまり現在のスタイルになったのは昭和30年代の後半のことです。 |
|
|
|
|