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枕お悩みQ&A
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肩や首がこるのですが。 |
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まくらを頭だけを乗せて、頚部が宙に浮いていませんか? |
まず、まくらの当て方についてご説明しましょう。まくらに頭だけを乗せるのではなく、肩口が少し乗るくらいまで当ててください。頚部に支えがないと重力の影響を受けて、筋肉がわずかながら緊張します。長い睡眠時間をこの状態のままでいると、朝目覚めたときに首がこったり、肩がこったりします。まくらやまくらの使い方が原因とは断言できませんが、一度お試しください。
ドーナツ形状のまくらなら、自然にベストポジションが得られます。少し低めに調節して使用してみてください。最初は違和感があるかも知れませんが、首筋は全身の神経が集中している大切なところです。しっかりと安定し、適度な高さを保つまくらがよいでしょう。もし痛みが慢性的なら、専門医の診断を受けられることをおすすめします。 |
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正しいまくらの高さは何センチ? |
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頭の形が人によって違うように、まくらの高さも人によって異なります |
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後頭部から首筋にかけての自然な湾曲を、横になったときもそのまま維持できる高さが適正な高さです。西川では高さ測定器「ピロースケール」を用い、首の高さと後頭部の高さの2点を計測し、まくらの高さの快適値を測定します。 |
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まくらが合わないとどうなるの? |
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かたよった枕1 |
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へこみすぎる枕は枕をしない状態と同じになり、頚椎が伸び切ってしまう。 |
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かたよった枕2 |
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頚椎を支える高さがないため、アゴが下がってしまう。 |
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かたよった枕3 |
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高さが安定しないと、寝返りをうつたびに頚椎が伸び縮みする。 |
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高すぎる枕 |
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頚椎が圧迫され、イビキや肩こりの原因となる。 |
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柔らかな枕 |
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体が沈みこむので、結果的に高い枕になる |
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アゴ上がりの枕 |
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頚椎を支える高さがありすぎるとアゴが上がり、首筋部の筋肉に余計な負担がかかる。 |
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まくらと敷き布団の関係 |
まくら選びに大切な条件がもうひとつ。それは今お使いの敷き寝具との関係です。柔らかいタイプの敷き寝具の場合、身体の沈みを考えて、柔らかめの素材のまくらを選びましょう。硬めの敷き寝具の場合は、硬めの素材のまくらを選びましょう。特にピロースケールなどで高さを測定する場合は、まず今使われている敷き寝具を説明され、同じタイプの敷き寝具を用意してから、測定することをおすすめします。つまり、ご自宅と同じ状態で計ることがポイントです。売場では満足するものを選ばれても、自宅に戻っていざ使ってみると妙に合わない。こんなことにならないように。 |
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まくらの硬さの選び方は? |
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お好みですが、敷き寝具との兼ね合いをチェックしましょう。 |
高さが決まったら次は硬さですが、これはお好みです。柔らかい感触がお好みならフェザーやコンフォレル、硬ためがお好きならそば殻やヒノキなど。なじみのある素材だけでなく、低反撥ウレタンなど新しい素材を試してみるのもよろしいかも・・・。西川のまくら素材はバリエーションが豊富です。ただし、敷き寝具との兼ね合いはチェックしてください。柔らかい敷き寝具に硬い素材のまくらですと、体が沈み込みまくらが高く感じてしまうことも。 |
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横向きに寝るわたしに合うまくらはどれ? |
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横向きの場合、基本的に仰向けよりもまくらに高さが必要です。 |
しかし、1晩中横向きに寝ているわけではありませんので、仰向け・横向きの両方に対応できるドーナツ形状のまくらをおすすめします。まくらの中央部にくぼみがあり、左右が高い構造になっています。 |
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うつぶせ寝に合うまくらは? |
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基本的にうつぶせ寝の場合はまくらを必要としません。 |
顔が当たるところにタオルなどを敷くか、やさしく体を支えるような柔らかいフェザーまくらなどが良いでしょう。また、(低)かスーパーロータイプのまくらを試されたらいかがでしょう。 |
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イビキがでるのですが・・・ |
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高さに偏りのないものをご使用ください。 |
【高すぎる枕】 |
【偏った枕】 |
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まくらのお手入れ方法を教えてください。 |
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下の絵を参照してください。 |
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頭部も一晩に茶さじ1杯分の汗をかきます。おふとんを干す際に、まくらも干してあげましょう。最近ではまくら干し専用の「まくらハサミ」などの道具も発売されています。
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素材に合わせて日干し・陰干しを! |
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ふとん乾燥機を柄つて湿気をとるのも効果的。 |
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干した後は軽く叩き、掃除機をかけるとダニ防止になります。 |
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丸洗いのできる素材やカバーはこまめにお洗濯しましょう。 |
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そば殻やパンヤは年に一回は新しいものに。 |
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